9/27 みずほ台おとなり『ありし日のうた』


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曇り。この日は午前中なにしてたか思い出せないや。久々のライブで緊張してたかも。主催の石ノ森けんぢろうさん(以下、イシケンさん) と会うのも久しぶりで2012年に秋葉原音楽館でジェナロシティ寺尾の企画で対バンして以来。NA!とぅるんとぅんとかkazamidoriとか出てたな。あのときいたバンドの中で今でも続いてるのは俺たちだけかな。みんな元気かい?俺はこの調子であと50年くらい音楽続けるよ。イシケンさん、在学中に会ったことはないが同じ大学出身で同い年だと言う(俺は浪人してるので学年は一コ下)。やってる音楽は違うけどなんかシンパシー感じる方だ。ライブ呼んでくれたの本当に嬉しい。良いライブをして友達になりたいという思いで家を出る。みずほ台、はじめて来た場所。最初は埼玉なのか東京なのかわからなかった。埼玉だって。みずほ台団地のすぐそばに『おとなり』はあった。良いじゃん。立地好きだ。そんで中入るとすでに俺以外の共演者がいて、リハーサルをしてた。共演者はイシケンさん以外はじめまして。挨拶し合う。どういうシチュエーションでもそうだけど相手の方が自分の名前を名乗ってくれるとき一発で聞き取ることが中々できない。これ俺のスッゲー弱点。たとえばサクライマリィさんという方がいたとしてサクライさんに「はじめまして、サクライマリィと申します」と言われたら必ず「??すみません、ナニさんですか?」と聞いてしまう。たまに一発で聞き取れたとしても不安で「サクライさん?サクライマリィさん?」と聞いてしまう。で、挨拶もそこそこにリハーサル。緊張した!そんであっという間にオープン。どんどんお客さんが入ってくる。そんでイベントはスタート。ビールを飲み、リラックスしながらスタンバイ。本番。今回はソロ、ギターの弾き語りでのライブ。ライブに勝ち負けはないと思ってるけどソロでライブに出ると必ず敗北感を味わう。普段、自分がどれだけギターを粗くストロークしているか、歌を雑に歌ってるかが思い知らされる。バンドだと演奏するメンバーのおかげで自分を騙せてるけどソロ弾き語りは自分の能力が如実に出るから嫌だ笑なんかソロ弾き語りで良いライブするシンガーはバンドでライブしてもだいたい良いライブできると思うけど普段良いライブしてるバンドのボーカルがソロで弾き語りしても必ずしも良いライブできるとは思わない。自分のライブが良いかどうかってのはよくわかんない。つまんなくはないけど楽しいのかどうかもぶっちゃけライブしてるときはわかんない。後から振り返ってみて楽しかったなって思うことはあるけど、演奏中は必死でがむしゃらでなにがなんだかわからないうちに本番が終わる。話ズレまくってるけどライブハウスにはじめて出た高校時代から今でも思うことだけど、わざわざ言うことでもないんだけど、デビューして活躍してるアーティストより上手くて良いライブする無名なアーティストたくさんいる。彼らに差なんてあるのか?とにかくみんな歌うまい。生演奏はアレだけど曲の良さだったらonettだって負けてないぞ。そんな感じで超古い曲『ワンダフルミザリー』を演奏した。これは数年前に自殺配信した女の子のことを歌った曲。明るい曲調とは裏腹に歌詞は暗め。『彼女になってよ』これはLGBTがある種のブームになる前から歌ってる曲。同性愛の歌。この2曲歌うの久しぶり。またいつか歌いたいな。続いてMY LITTLE LOVERの曲『白いカイト』をカバー。良い曲だよね。Twitterのアンケートで今までonettがカバーしたことのある曲の中でライブで聴いてみたい曲は?と質問したところこの曲に票が集まった。この曲は歌詞間違えないようにカンペを用意したのにギターのコードをミスりまくってしまった。そんで『ビューティフル・ドリーマー』を一生懸命歌って最後は新曲『Heart of Gold』。この曲超好き。思いやりについて歌った曲なんです。最後の曲だしもう良いだろ!とギターを投げ出してこの曲はカラオケ流して歌った。本番終了。俺の後に見たしまだかおりさんの声が良かった。かっこいい。須田さんはすごいライブがうまかった。手慣れ感がハンパない。最後にイシケンさんのライブ。全曲良いじゃん。ギターと声だけでライブするの難しいけど楽しいな。演奏するのも観るのも。これは自分の中の発見。終演後は久しぶりに打ち上げに出て、いろんな人と話した。称えあった。『ありし日のうた』というタイトルはイシケンさんの好きな中原中也の没後に刊行された詩集『在りし日の歌』から取ったそうだ。良いハコ、良いムードだったのでまたこういうイベント出たい。帰りの電車超眠かった。