さまざまな失敗~やぶそば食べたい~

f:id:onett1209:20180325212309j:plain
偕楽園にて梅を眺めず伏し目がちな俺

『下北!』

2/11(日)は下北沢LIVEHOLICで今年初のライブでした。
前回のライブ(11/2あやかしの動物園企画at下北沢THREE)は演奏中にギターの音が鳴らなくなるトラブルが発生して、そんときはセトリを変えたり(急遽『彼女になってよ』やった)、カットしたり(『アポロの歌』やんなかった)して事なきを得たけど、今回も演奏中にギターの弦が切れて、やっぱりセトリを変えた(『そ知らぬfaceして』を一番だけやって、やめた)。でもそのときドンガンボンがすぐにギターを貸してくれて嬉しかった。助かった。事なきを得た。イワモトさんありがとう。
下北でライブするときいつもなんかしらトラブルがある…。その前も下北でライブしたとき(2015年のnayutanayuta×きいろれこーずフェスティバルat下北沢cave-be)、本番中ではないがリハの最中にテンション上がってマイク持った手を『HUNTER×HUNTER』のフィンクスのごとくぐるぐる振ってたらマイクが手からポーンと抜けて飛んでいってしまい、物凄い勢いでリノリウムの床にゴツンと落ちた。そしてスタッフの方から注意をうけた。
そうなるともう俺はダメになってしまうんスよね…。学校でふざけて備品を壊して先生に怒られるとその日一日シュンとおとなしくなってしまう子どものように俺は終始テンションの低いライブをしてしまった記憶がある。さっき録画したビデオを見直したら全然そんな風には見えないようなパフォーマンスしてたけど。ホント気をつけよう。
それで思い出したけど今回、終演後にわかったことだが対バンのハク亜キッズのメンバーのたまきさんがきいれこフェスに別のバンド(Float down at liffey)で出てた方らしくて「きいれこのツジさん元気スかね」と少し話をしたりした。
ところで機材車使うバンドマンみんな下北でライブするときどこの駐車場使うんだ?BASEMENT BAR/THREEの向かいにある駐車場か?ノアとかローソンの近くの丘の上の駐車場か?安くて広い駐車場誰か教えてほしい。


『膝が痛い!』

最近昼は暖かくなってきたけど夜はまだまだ寒い。
空っ風に吹かれて体が冷えると膝が痛くなる。去年の夏の終わりに河川敷で花火をして走り回ってたら転んで痛めた膝さ。転んだ直後は膝を曲げただけで痛くて階段の昇り降りさえもままならないし、数日後に敢行した那須高原旅行では元々なんとなく頭にあったアクティブなプランを変更して、nayutanayutaとの共催企画(Dance in the Apollo vol.2)ではのっけから座って歌ったし、その後のMV撮影も杖をついて行った。今はだいぶ回復してきたけどこれ全快するには手術とかしないとFOREVER治らないんじゃないかって気がしてきた。どうしよう!(整形外科行ってない)
楽しい花火も、俺がすっ転んでから雰囲気は一変してた。一緒にやってた友人達も大丈夫ですか?と心配してくれたけど完全に呆れてた感じだった。なんか、そういう楽しいパーティーをぶち壊してしまった感が久しぶりで(そういう迷惑を過去にも何度かかけたことある)申し訳ないという気持ちの一方、きゃつらが俺を見て引いてる感じ、少しだけ気持ち良いんだよね。なんかゾクゾクとしてしまった。花火の終わりは雨も降り、高架下に移動した。タバコと雨と草と俺達の真上を通過する車の排気ガスのにおい、夏の終わりの少し冷えた空気の中、しばし談笑し、静かに退散した。お祭りも海にも行かず、夏らしいことをなにもせず、シングルCDリリースに向けて奔走し、最後の最後にちょこっと夏らしいことをして痛み(物理的な)を知った夏だった。


『知識ひけらかしおじさんは好きだ』

音楽(映画や文学も)知識ひけらかしおじさん(おばさんも)、正直助かる。
音楽に対する知的欲求、好奇心は止むことはなく、既存の音楽に対しては常に羨望の眼差しを向けている。この音楽はどこの国の町でどの時代にどういう背景の中どうつくられたのか、また同世代に活躍した、あるいは似た音楽をやるアーティストはどういうのがいるのかを勝手に教えてくれるのはこっちとしてはすごくありがたい。今よりもっと若い頃、対バンした素晴らしい音楽やってる大人のバンド連中に「このLPはどうやってつくってるんスか」「どこで録音したんスか」と聞くと、ケチな人はまず教えてくれなかったり、「気合いで!」「精神と時の部屋で!」とふざけてはぐらかしたり、どもりながら「ワガンネ…」っつってたし、はたまた流暢に「いいだろう、教えてあげる。じつは今度の日曜日これこれこういうセミナー(有料)があるんだけどこない?」と勧誘してきたりして、重要なことは何一つ教えてくれなかった。
そんなおじさん連中に比べれば知識ひけらかしおじさんははるかに優しい。寛大だ。こっちとしても本音としては知りたいけど聞きたくない!教えてくださいって言いたくない。教えてくださいって言いながらも顔には『Don't trust』って書いてある(だから教えてくれなかったのかもね)。
たま~にこれ名盤じゃん!とウキウキしたLPのブックレットを開くと、クレジットに詳細情報がなんも書かれてない。メンバーの名前と担当楽器だけ。そして一行「special thanks:愛するみんな」の文字が。こうなるともうその円盤を叩き壊し、燃やして、その上からションベンぶっかけたくなる。たま~にクレジットに使用している楽器やアンプ、卓のメーカー、エフェクター、シンセのパッチ、つまみの数字、完成までにかかった金額、録音したスタジオの行き方、メンバーの住所、電話番号までこと細かに書いてるバンドもいるけどそれは『知識ひけらかし盤』として俺の中では溺聴盤必至だ。
洋楽の、メジャーな新譜を買うときも日本盤があったら輸入盤じゃなくてそっち買ってる。豪華なボーナストラックも良いけどライナーノーツをじっくり読みながら聴くのが好きなんだ。本人解説じゃなくて全然良いんだ。本人もなぜ自分でこんな優れた音楽をつくることができたのかうまく説明できないこともある。ごっつええ感じのコント『いかがです』で美味しい料理を振る舞うも全然どの材料でつくったのか説明できないコックに扮する松っちゃんのように。
薄い評でお金もらってる音楽評論家は嫌だけど音楽評論家はなくてはならないものだと思ってる。キース・リチャーズは自分のことを「過去の遺産を未来に語り継ぐ者」と言っていたけど、音楽評論家のきゃつらもいつでもそうあるべきだと思うし知識ひけらかしおじさんおばさんであってほしい。まぁ知識ひけらかしおじさんってネーミング、イメージ悪いよね。バカにしてる言い方だよね。俺の知り合いには知識ひけらかしおじさんなんていないので誤解なく。仮想敵(?)として語ったんです。 これからもどんどんひけらかしてほしいです笑


『おいしいハンバーグ屋さんを探してる』

ハンバーグ大好き。ハンバーグのことを考えると好きな女の子を考えるときのようにドキドキする。でも俺もグルメじゃないし、どんなお店のハンバーグもだいたいおいしいからいちばんが決められない。だから俺はこれからの人生をおいしいハンバーグを探し求めるために捧げたいと思う。ビッグボーイの手ごね大俵ハンバーグ好きです。ココスの包み焼きハンバーグも、さわやかのげんこつハンバーグ、いきなりステーキのワイルドハンバーグも、熱海にあるスコットのも、フライングガーデン、俺のハンバーグ、ゴールドラッシュ、銭場精肉店…挙げたらキリがない!どなたかおいしいハンバーグの情報お持ちの方お気軽にご一報ください。国内なら全国飛び回ります。


『高学歴と英語』

高学歴ってどっから?って人によって違うと思うけど、高学歴の人って自分の学歴を自慢というか語る人もいればそうでない人もいるけど、英語が得意な人ってもれなく英語が得意なこと言っちゃうよね!そんなことないか。偏見すみません。


『終わりに~縁側で茶をすすりながら~』

そんなこんなでつい最近、新曲を数曲上げました。『Heart of Gold』、『職場恋愛』、『三井は生きている』、『札幌の夜』。どれも気に入ってる。
ここを聴いてほしい!ってのはあまり言うのは野暮で無粋だけど前回に上げた曲『仲直りの準備はできてる』のときのヘロヘロなコーラスに比べて『Heart of Gold』のコーラス、どうですか。聴き比べてみて。めちゃくちゃ上手くなったでしょ!?誰かほめてよ!(感情が爆発)
そうなんです。最近、コーラスにハマッてまして、家で楽器に触らない日は多いけど夜な夜な一人多重録音でコーラスワークを磨いてる。絶対に音源公開できないけどドゥーワップにも挑戦してる。いずれはウォールオブサウンドの曲をつくりたいんでね。
あと『職場恋愛』もちょっと今までのonettにはないような良い曲だと思います。『告白なんてできない』の頃に比べるとやかましい、歪んだギターの音がonettの楽曲に占める割合が少なくなってきているけど、次はまたやかましい歪んだギターの曲もどんどんやっていきたいと思います。仮タイトルだけど今つくってる『平成が終わる』『THE GIRLS』『芸能界超風俗』、『POISON GIRL BAND』、『日産マーチに乗って』という曲も早く聴かせたいです。
あまり宣伝しないけど、いつでもいっぱいonettの曲はみなさんに聴いてほしいです。俺の音楽にみなさんを元気にする力があるかわかりませんので悲しいときや疲れてるときはあまり聴かないほうがいいでしょうけど、ちょっと元気になってきたときなどに聴いてほしいです。俺もいつでも鬱屈したものを抱えて生きてます。冷たく戦慄が走る週5の朝の駅のホームで電車に乗り遅れてフテくされた顔つくりながら、どうしてもっとスカッと生きられねえかな俺達人間ってやつはよ、と常に思います。超いい女とめちゃくちゃ愛し合いたいの人と俺やみなさんに差があるとは思えません。だってそうでしょう?

ぼーっと縁側で茶をすすりながら、このブログを書いていたらなんだか春めいた陽気に襲われ、そばが食べたくなってきたのでこのへんで失礼します。コートは置いていこう!熱い蕎麦湯くれるそば屋に行ってきます。ついでに近所のスーパー銭湯に寄ってサイプレス上野似の熱波師からロウリュを受け、悲鳴を上げようかな。最後まで読んでくれた方ありがとうございました。