『フェイク・リヴァーのざわめき、そしてまどろみの中で…』の歌詞

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『フェイク・リヴァーのざわめき、そしてまどろみの中で…』


01.お知らせします…
02.小声で話そう
03.めたもるふぉ~ぜ
04.彼女が
05.高田馬場の女
06.鼻歌
07.one night
08.はっぴいえんどをぶっとばせ
09.黒人になりたい
10.Helloのドア
11.死んでる場合じゃない!
12.悪循環
13.二つの手


01.お知らせします…

 賛否両論 、怪優と、呼ばれた演者に僕だけは脱いで、走って、怪我をして、叫んだだけに見えました。
 遠い故郷もやましさも、ルサンチマンも寂しさも、心の病もございません、僕は健康です。元気です。癒えない傷を音楽に、昇華させようと思ったことはたった一度もござりません、僕は元気です。僕は元気です。
 ただ一つ伝えたいことがある、この意志は果たして僕の意志?なにか強大な力に流されて知らぬ間に発してる言葉かも。川の流れにまどろんで、ざわめきあうその波紋の中に、淀みに出来た波紋の中に、1234ひふみよ
飛び込んで、飛び込んでみよう。


02.小声で話そう

神に問う 名声
邪なbeats
フロイトは好かん
小声で話そう

偽ジョージ・ミラー
灰になった
セイウチと大工
コウノトリとキャベツ畑
豚には羽根がない…
狂い咲きサンダーロード』は名作でんな

とっぽいね ファン
スタバはいっつも混んでいる
ヘッジホッグのように飛び出してくる

神に問う 名声
邪なbeats
フロイトは好かん
小言で話そう


03.めたもるふぉ~ぜ

空の底から放つ 扇情的な街の灯がサイケデリックに映えるこの気持ちとはなんだ?
奴ら ムードを餌に夜の床誘うんだ
見てみぬふりをしながら 準備を整えている

時計じかけの摩天楼
舗道の誰もが皆 悪者に見える僕は
気を付けて渡るからぶつからないで

閉じ込めておきたいんだ
それだけが僕のエゴ
雑踏の中 月も見えない
こんな場所にいちゃ駄目だ

話し下手はきっと損だ
シャイや奥手だって損だ
純粋とは違う 損だ
行動力の問題だ

今 メタモルフォーゼ
今 メタモルフォーゼ
今 メタモルフォーゼ

あぁ君が変わる
それだけは避けたいのさ

電話切った後だった
説き伏せられてしまった
僕の気持ちとは今
しけっている花火のようさ


04.彼女が

彼女が声を震わして伝えようとした
ことをなぞっては意味を理解した電車の中

河川敷の李 旅客機の音
公団とビル 景色がゆっくりと揺れて

彼女が目を潤まして戸惑ってたんだ かわいかったな
まだ踏み出せずにいるみたい

彼女が声を震わして伝えたことをかみしめて僕は
はにかんでみた


05.高田馬場の女

君の心はどこにあるのだろう
街で見かけた夜の魔法に吸い込まれ
在りし日の僕達はガーリック・チップスのジョッキで
何度も乾杯を繰り返していた

君のこと 霧雨が包んでく
妖艶さに見とれた
寂しい顔を覗かせるね
悲しみひとつ分けあうことが君には出来ない
傷つくこと恐れてばかりいた

雑居ビルの隙間 猫がふらついてる
サーカスが終わって帰る姿重ねた
B♭にいけば少しは気分も晴れてく
深海魚のようにこの街に漂って

君のこと ハイエナが囲んでる
嫉妬に狂いそうだ
月に舌打ちをしながら 今
悲しみひとつ分けあうことが君には出来ない
試すことを知らずにいた

君のこと いつまでも忘れないよ
街角に佇む姿
誰よりも綺麗だったな


06.鼻歌

ふんふんふふーん ふんふんふふーん

鼻歌のように無意識に音を合わしてる
君の住んでる清瀬に行きたいなー
気が気じゃないから

恋が恋の機能を果たしてない
断捨離しようぜ すべての怠惰から

君と世界中 旅してみたい
けどこの部屋でじっとしていたい
鵜呑みして疑っていつもナイスな塩梅
徐々に見つけよう

サブリナのように僕のこと狂わせないでね
嫉妬の炎ですべて焼き尽くしてしまいそうだから

勝手に期待して 勝手に失望して
耳を塞いでも気になるオピニオン

小言 寝言 うわ言 全部君に話してみたい
でも隠し通してみたい
二人いつも侵していこう
いびつで大胆な楽しいリスクを

君と世界中 旅してみたい
けどこの部屋でじっとしていたい
二人いつも歌っていこう
いびつで大胆な楽しい鼻歌


07.one night

one nightで聞かせとくれよ この想いを
two timesの機会はないよ そんなのわかってる
three outであっけなく終了 それが僕のroutine

あなたならそんなミスを犯すことはないだろう
くじけそうで うらやむほど

ため息で敷きつめられたこの部屋の
ランプ・シェードを変えてみたって 気は晴れないし
窓を開け放ってくれるかい? いや 自分で開けよう

このままじゃダメなこと わかってたつもりだけど
一度だけの優しさにとらわれて

もちろんむなしいのさ へらへら笑ってるけど
とはまぁ 癒してほしいの 淋しさゆえに


08.はっぴいえんどをぶっとばせ

はじめてあなたの手を握ったとき
不自然な気持ちになって
猜疑心に苛まれて
その場から逃げ出したかった

なんで話を聞いてくれてるの
結末が君にはもう見えてしまっているの
裏が取れなきゃ踏み込めない
上手く出来たお芝居だ

過去に君が クラスの子を無視したりグレて親に迷惑かけてたくらいじゃ傷つかないぜ

これからどうしようもない程度にミザリー
起こしてほしいよ
今すぐに 手遅れになる前に さぁ

人生って割に合わないこと多いね
急に「What do you mean?」お釣りが来たりするね
期待しないでいいともってyeah!
さもなきゃ息も出来ないぜ

申し訳ない程度にヒステリック
起こしてみたいよ
Happy Endじゃ嘘ついてるみたいじゃん
せめて理由ないくらいにミザリー
散りばめてほしいよ
じゃなきゃ浮かばれない人達に押し潰されて死んでしまう

それは言い過ぎかな


09.黒人になりたい

ないものねだりだろう
足りないのは きっとそう
使命に燃えるブラック・ソウル
そんな時代さ

I wanna be black
I wanna be cool
苦境の上に立つネグロイド・ソウル・フラッグ
I wanna be black
辛酸なめた目に映る真実

世界を盗んだんだろう
20世紀最大の逆転劇
苦汁を味わった 僕らのスーパーマン

I wanna be black
I wanna be cool
モノ言う白豚に噛みついたソウル
I wanna be black
悪の慣習に立ち向かうソウル

I wanna be black
I wanna be cool
暴力を超えた 嘆きのブルースが 悲鳴が
確かに心に刺さったんだソウル
I wanna be black
I wanna be black

I wanna be black
I wanna be black
ないものねだりだよ そんな時代さ


10.Helloのドア

「Hello」


11.死んでる場合じゃない!

まつげを揺らす風は冷たく
誰もが下向いてるロータリー
何をしてるだ
先祖に怒られそう
そうだ もっと出会わなきゃ
できれば君と

I need you
某に対してスプートニク
飛ばしたメッセージが
電光石火でハートを君に送っている
死んでる場合じゃないぜ

大船に乗ろう 覚悟を決めよう
クラウチングスタートは覚えてるか 迷うな
ドラマみたいな祝福の雨が
素敵なシチュエーションを演出してる
アンドゥトロワ 指折り数えて
ゴダールがいつか化かしたブエナビスタ
思い描いてた未来が待ってるんだ
死んでる場合じゃないぜ

I need you
月より離れて
孤独を選んだ永遠が傍観してる 今だ
モンスーンで止まったバスを追い越すぜ
死んでる場合じゃないぜ

グッバイ 最愛だった僕
会いに行くよ 最愛の君


12.悪循環

あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん

一つも倒しちゃいけない
ドミノさ
あるいはかけ違えたシャツのボタン
面倒くせー ため息で空も曇り出す

朝のうちは振り出しに戻る
たいがいは昼か夜にやらかして おかしくなる

あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん
背伸びしてたかな?
ボケーっとしてたんだ まわりが見えなくて

人生は続くもんで タチ悪いな
余生とか過去とかいつまでも振り返ってる
君のこと好きじゃないんだ
だけど
君との思い出だけはいつまでも超好きさ!

若すぎたダサい自分を
さらにダサい今の自分が呪ってる なくそうとしてる

あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん 涙ふいて
空を見上げる くじけねえよ僕は

あくじゅんかん あくじゅんかん
あくじゅんかん 今のうちだけさ
見てろよ お月さま
また戻ってくるぜ

あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん あくじゅんかん


13.二つの手

漂って さまよって 会えたんだね
傷つき 冷たくなった 二つの手が

もう離さないと 言葉を交わさずとも しっかり握り合いながら 二つの手が

憧れをもって旅に出たのに
疲れ果て旅を終わらせたつもりだったのに

人はみな生まれ変わり何度も
虚構の川に放られる 逃れられない運命なのだろう

それでも 握られた 二つの手は

もう離さないと 言葉を交わさずとも
ただ ただ